2021年6月13日に算数オリンピック・キッズBEEのトライアルを長男が初受験しまして、なんとか合格できました!
トライアルに合格しますと、次は7月18日のファイナル(決勝)に進出することになります。
今回は、トライアル通過までの対策方法や体験談を書いてみようと思います。
受験の経緯
サピで算数オリンピックの案内をもらいまして、妻とも相談して、いつもの校舎で受けられるとのことだったので、試しに受けてみようという話になりました。
すぐに、過去問を注文して(アマゾンなどではなく、公式のホームページでの注文)、取り寄せました。
対策・準備の方法
申し込んでから試験までの対策としては、ほとんど過去問を解くくらいしかできませんでした。
過去問が家に届いて、とりあえず最初のほうのページから親子で解き始めましたが、2回目のファイナルの途中まで解いたところで、「あれ、ファイナルのほうがかなり難しくないか?」と気づき、ファイナルは飛ばしてトライアルの過去問をとくことに集中しました。
5月下旬くらいになり、試験まであと2週間くらいのときに、「あれ、過去問ぜんぶは終わらなくないか?」と気づき、答えに正答率が書いてあったので、とりあえず正答率50%以上のものに絞って解いていくことにしました。
そんな感じで、難しい問題を飛ばしながらも結局2018年の過去問までは解いて、本番を迎えました。
ちなみに、連立方程式を知っていると簡単に解ける問題もたまに出てきて、慌てて中学数学の参考書を買って方程式を少しだけ教えてみましたが、さすがに使いこなせるまでには至らなかったようです。。
過去問以外の算数の勉強について
小1でトライアルを通過できたのは、過去問を解いておいたおかげというのはもちろんありますが、それだけではなく、様々な経験から算数の力が身についていたのではないかと思います。
親から見て、下記のような経験が、長男の算数力の向上に役立ったと思われます。
- そろばん教室。計算力、暗算力を鍛えてもらっています。キッズBEEでも2、3桁のたし算、ひき算、かけ算、わり算が普通に出るので、このあたりを暗算でできるとアドバンテージはありそうです。
- RISU算数。算数の先取り学習に役立ちました。キッズBEEは、小学3年生までが受けるもので、いちおう小3の範囲くらいまではたまたまRISUで学習できていたので、全く知らない概念は出てこなかったように思います。
- LEGO、マイクラなど。立体図形の問題も出てくるので、もしかすると、LEGOやマイクラで遊んでいる経験が生きているのかもです。気づくと、LEGOとかマイクラで遊んでいます。
- 算数おもしろ大事典IQなどの算数事典。面白い答えがでる数式とか、魔法陣とか、算数のおもしろい話がたくさん載っていて、長男はリビングで寝転がりながら、またトイレに引きこもりながら(笑)読んでいます。算数のセンスや興味関心が磨かれているかもしれないです。
- パズル本(宮本算数教室の本や頭の体操(多湖輝)等)。キッズBEEでもパズル的な問題がでるので、共通点がありそうです。
- シンクシンクやSUM!といったアプリ。こういったアプリをiPadで遊んだ経験ももしかして生きている?かも?
トライアルの当日
トライアルの当日は、大会参加番号が書かれたメールをプリントアウトして持たせて、いつものサピの校舎で受験しました。
家で過去問を解くときは、メモ代わりにノートを使って式や図を書いていたのですが、試験当日は、問題の紙以外にメモ用紙は配られず、問題用紙の余白にメモを書いたようです。
問題の用紙は持ち帰ることができ、記念のメダルも頂けて、長男は喜んでおりました。
トライアルの結果
長男は60点で、基準点の55点をなんとか上回ることができました。
もんだい7、8、9の難問(いずれも正答率15%以下)は解けずにゼロ点で、その他の問題で得点できました。
結果を見ると、正答率が高い過去問に絞って対策したのは、間違っていなかったかなと思います。
ファイナルに向けて
小学校1年生でトライアルに通過する子は珍しいようなので(全国でも数名?)、ファイナルは力試しで受ける感じになると思います。
対策としては、ファイナルの過去問のうち、正答率40%以上のものを中心に解いています。
ちなみに、親としても、子供と一緒にキッズBEEの問題を悩みながら解くのは面白く、先に答えが出るとついその答えを教えたくなり、ヒントを与えすぎてしまうので、その点は引き続き注意していきたいと思います!